リフォームがいいの?交換がいいの?
使用年数
器具交換とリフォームのきっかけで一番多いのが器具の故障。使用年数が長くなると、故障が多発する恐れが出てきます。一般的には、新品から15~20年経過した頃が器具交換かリフォームの実施時です。
・5年程度使用 ⇒ 部品点検
・10年程度使用 ⇒ 換気扇、コンロ、ウォシュレット等の器具交換
・15~20年程度使用 ⇒ トイレ本体、ユニットバス本体、キッチンの交換
10~15年の間が、器具交換にするか、リフォーム(本体交換)にするかの判断のしどころとなります。
家族のライフステージ
<子育て世代(若年)・共働き世代(中年)>
快適に家事や子育てができ、安心して子どもが過ごせるお家へのリフォームはもちろん良いですが、今後、家族構成やライフスタイルが変化する時期に間取り変更などの大規模リフォームのタイミングが来るかもしれません。
築年数との見合いにもよりますが、まずは器具交換で使い勝手を向上し、段階的にリフォームを計画するのもおすすめです。
<シニア世代>
今後への備えが気になる時期です。器具交換による使い勝手の向上も良いですが、将来の備えとしてのリフォームを検討するタイミングでもあります。手すりの設置や段差解消には下地工事が必要な場合もあるので、内装含めてリフォームを実施するのも良いですね。
万が一に備えるなら、水まわり空間を広くするなどの大規模リフォームも必要となります。器具交換、リフォームいずれを実施するにしても新しい商品の使い方や機能に慣れるため早めの実施がおすすめです。
家族構成の変化
子供が増える、子供が独立する、親世帯と子世帯が同居する……こうした家族構成の変化はリフォームに最適なタイミングです。
間取りや生活導線の変更、それぞれのプライバシー確保などを考える必要が出てきます。